マレーシア離脱から4日目になります。
マレーシアで患者が増えていることから、マレーシアは3月17日より外国人の出入国禁止を行いました。
北海道の気候は寒いし乾燥しているし相変わらず僕にとって最悪です笑
さて、今日はこのような情勢ですし間違いないマレーシアの医療情報をお伝えしようと思います。
遠く離れていても職員メールは届きます。ソースを明らかにしてお話させてください。
ただいまマレーシア国立心臓血管センターIJNはできるだけ緊急手術だけを行い、定期手術は制限して運営しています。
ほかの病院も同じとのことでした。(マレーシア医師Rより)
これはIJN院内連絡網からの写真です。
「麻酔科医と外科医は原則すべての定期手術を停止せよ」
院内へのアクセスも地下からの出勤、帰宅に制限されました。
本日より外出制限となりましたが、マレーシア人医師Rの話では
依然として意味のない外出をしている自己中心的な人も多いようです。
マレーシア政府は従わない人が多い場合、軍隊へ協力を要請する可能性も示唆しています。
先に言っておきますが、
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
「輸血が不足しているからといってすぐさまあなたに危険が訪れるわけではありません」
「パニックなどにならないよう、落ち着いて当記事を最後まで読んでください」
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
IJNからこのようなメールが回ってきました。
内容の要点は以下の通りです、
★National blood bank(国立輸血センター)からの通達
「マレーシア内の輸血が不足している」
「輸血制限をして医療を行う必要がある」
★IJNでの決定
「IJNで安定している患者は通常より低い赤血球のレベルで輸血を行う」
\\
次にマレーシアでの輸血確保事情になります。
日本も危機的状況では職員や自衛隊等から輸血製剤の確保、場合によっては生血(正確に言うと放射線放射後全血。僕も血液バンクが無い地方で外傷患者さんに使ったことが一度あります)を使うことがあります。
マレーシア医師Rに聞いたところ、マレーシアも血液が不足した場合は軍隊などから輸血確保を行うようです。
輸血キャンペーンも始まる【だろう】ということでした。(未確定情報)
以上の情報をまとめると、
◆現在マレーシアでは緊急、準緊急症例以外の手術は停止しています。
◆マレーシア内で大量輸血が必要になる場合(緊急大動脈解離や心筋梗塞、脳出血
、外傷)はある程度は対処できると思われます。(専門家の推測)
◆マレーシアは輸血が足りない場合、輸血キャンペーンや軍隊からの献血を行うことができます。
参考になれば幸いです。
マレーシアにあんな仕打ちをされてもなぜ僕はマレーシアの心配をしているんだろう。
地獄の様子を忘れてしまった人はこちらを見てください。
泣
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