コロナ騒動の中、VISAの交換の時期になってしまいました。
ちなみにコロナはマレーシアでは当ウイルスの正式名称であるCOVID-19からCOVID(コービット)と呼んでいます。
結局一月からボランティア勤務を始め、2月に正規採用されるもビザなしの為給与が貰えずボランティア継続。
観光ビザのまま三月になってしまった為、更なる観光ビザ申請のため一度隣国のシンガポールへやって来ました。
現在Employ Passの申請中となっています。
しかし、コロナの猛威は凄いですね。
まずはマレーシア空港の出国ゲートです。
誰もいません笑
普段はここ通るのに30分から1時間かかってしまいます。。。
空港で人と接触したくなかったため、すぐにラウンジへ退避。
今回はゴールデンラウンジを利用しました。
クアラルンプール空港のゴールデンラウンジ新しくなっていたんですね。知りませんでした。
同じくガラガラです。
クアラルンプール空港のラウンジはメニューもそれなりにありますし、食事が美味しいです。
我が家はJALのサファイア会員です。
マレーシアと日本間を去年何度も往復したので、フライオンポイントは自然と溜まっていました。
マレーシアと日本間はフライオンポイントのボーナスがつくのでお勧めです。修行僧の人はビジネスやプレミアムエコノミーで来るでしょうか。
ビジネスとプレミアムエコノミーを利用する方は、エメラルド・サファイア会員でなくともラウンジを使うことができます。
ご飯が美味しい為、ほかの国よりも日本とマレーシアの往復をお勧めします。
ヒースロー(イギリス)とかパンしか美味しくないですからね笑 サンフランシスコとボストンもイマイチでした。
成田のラウンジではカレーがお勧めです。
自由に食事をとって満腹です。
ただ、ヌードルバーの魚ベースヌードルは美味しくなくて残してしまいました。。。
マレーシアの魚ベースの料理は生臭いのを無理やりパクチーなどで誤魔化している料理があります。お勧めしません。
飛行機はこんな感じです。
今回はエアアジアとマレーシア航空で迷ったのですが、、、
ラウンジが使えること(人とのの接触頻度を下げられる)とLCCよりも飛行機内の人口密度が少ないことからマレーシア航空を選択しました。
少し高いんですけど命にはかえられません。
ガラガラですね。
飛行機も二便に一便欠航していたので、乗客に沢山空港会社の人がいました。
飛行機内の空調はフィルターがあるためコロナにも安心です。
人が少ないのと45分の短時間フライトであるため、安心して過ごすことができました。
シンガポールの預かり荷物受取所やイミグレーションもガラガラ。
各所にサーモモニターが何個も設置されていました。
結果素通りだったんですけどね。
しかし、コロナ対策の為用意された特別な用紙に下記の事項を書く必要がありました。
感冒症状の有無
国籍
過去14日以内にいた国全て
シンガポールで泊まる場所
何か該当していなければ何も聞かれずに素通りです。
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さて、ここからが本題です。(全くアツくない)
帰りのマレーシア入国管理室(Immigration, イミグレーション)が最悪でした。
結果から言うと、
「監獄のような留置所」に「家族四人」でぶち込まれ、日本に「強制送還」されました。
理由は、
1)我々のパスポートが北海道で発行されたものであること
2)観光ビザによる再入国であった
ことでした。
1)我々のパスポートが北海道で発行されたものである
確かに我々は北海道人ですので、パスポートの顔写真ページに
「HOKKAIDO」と記載があります。
ここに引っかかった担当官が
「HOKKAIDO HOKKAIDO」連呼して応援を呼び、厳しく入国目的等をチェックしだしたことが一つの原因でした。
しかし、我々が北海道を出たのは去年の12月、四か月前でしたので全く問題ないはずです。
管理官「北海道にすでにコロナウイルスがいなかったと証明できるわけ?」
僕「できるわけないでしょうそんなこと・・・」
こんなこと一国の入国管理官が言っていいのでしょうか?
この一言を言われた時点で、マレーシアは法治国家でないなと悟りました。
2)観光ビザによる再入国(現在100日程度、限度は180日間:2020年三月現在)
「三か月間すでにマレーシアにいるね、目的は?」
「観光です」
「観光なはずないだろ、何かレター等もってるか」
病院からのものがありましたので、それを提出。
現在「もちろん無給」で「見学中」であることを伝えたのですが。
「詳しい検査が必要だ、検査室へ進め」
イミグレーションカウンターからイミグレーションの検査室(マレーシアイミグレーションの右にずっと進んだ先)に場所を変えて詳しい尋問が始まりました。
ここでもHOKKAIDO HOKKAIDOと連呼され、警戒モードに。
「どうせREJECT(入国禁止)になるから。サインして。」
いきなり結果を突き付けられ、ボスに連絡させてほしいとお願いしました。
「あなたのボスは入国管理官なわけ?違うでしょ?電話はできません」(明らかな舌打ち)
「我々のボスはDatoであるし、CEOはDato Seriです。一度連絡させてください」
ここでさすがに担当官(女性の嫌なやつ)が、上司を呼びました。
「この電話番号に電話してと伝えてください、対応します」
しかし結果は変わりませんでした。
1時間の電話、説得を試みてくれましたが・・・
「REJECT」:入国拒否されました。
「長期間の病院見学」は観光ビザでも全く問題なくすることができます。
また、180日以内の観光ビザでの入国は許されているはずです。
全く理解できません。しかし今日になって理解しました。
3月17日をもってマレーシアは外国人の入国制限を行いました。
結果は最初から決まっていたんです、外国人は入国できない事態になっていたんです。
留置所の記事はあまりに長くなるのでまたアップします。
留置所は本当に監獄です。娘はストレスで嘔吐してしまいました。
大量のヨーロッパ、中華系の人がいて、同様の理不尽な理由(ヨーロッパのパスポート所持者である)で入国拒否されていました。
話しかけてきた人は、「訴えてやる、一生マレーシアに来ない」と言っていました。
コロナウイルス・・・未知への恐怖は人々の心にも感染しているようです。
撤退!!
慶次・・・この城門は厚いのぅ・・・
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妻目線の記事は、
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