今回の記事も申し送り用になります。
基本のスタンスは恐ろしい数を捌くため、9割の患者さんが死なないオート麻酔になります。
1割は再開胸止血になったり、閉胸出来ないこともあります。それなりの頻度で蘇生もしています。
術後心房細動もかなりの頻度で起こります。
急性腎不全、透析の腎合併症はほとんど必発と思ってくれて構いません。
脳梗塞もそれなりの頻度で起こります。
しかしここは貴方の病院じゃ有りませんから気にしないでください。腹を立てても無駄です。
心肺前はただの麻酔なので省略。
心肺前にカテコラミンを使うことを好まない。
全例フェンタニル5Aとモルヒネ10mgを手術中に使い切っている。使うタイミングは気をつけてください。
ロクロニウムは心肺側からも50mgはいる。基本準備した100mgと併せて150mgでやり繰りする。
dr afm...編
導入直後からDEX0.2-3ug/kg/hで開始
スタンスは循環優先よりも心臓保護優先な麻酔。
大動脈クランプ解除したらアドレナリン0.1、ノルアド0.5γで開始。
血糖をみてインスリン10-5単位/hで開始(アドレナリン使っているので必須です)
プロタミンはデックスラインに繋いで下さい。
プロタミンのインフュージョンケーブルにはプロタミンのシールを貼らない。何故ならその後シリンジだけ付け替えてカリウム2g(26meq)/50mlを1時間で投与するからです。
血圧は閉胸時収縮期100くらいと言われます、100あればまずアドレナリンを下げてください。β刺激が心臓に悪い派閥の麻酔です。
アドレナリンの漸減に合わせてインスリンを下げていきます。
セボフルランで血圧調整して良いですが、呼気で1.2を切らないように言われます。
dr.suh編
基本的に非論理的かつ怒りやすいのでハイハイしたがっておいた方が吉です。
他のコンサルタントもやってますが、凄まじい量の薬剤で導入しますので、導入直後バイタルが撃沈します。
そうならないように先に覚醒下でCVをとっていることもあります。昇圧剤持続はすぐ繋いでおいた方が良いかもしれません。
デブリードマンやワイヤー抜去でも14g.最低でも16gの点滴を要求します。これは練習だと思ってやれば良いでしょう。
カルシウムとマグネシウムが好きです。昇圧と降圧的に使っています。
セボフルランをダイレーターとして使うと怒ります。セボは1%から弄らないようにしましょう。
酸素は80%固定です。変えると怒ります。
筋弛緩はシスアタラクリウムを原液で2ー3ml/hで流します。
昇圧剤の持続は近くの3方から繋いでください。怒鳴ります。
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