英語を話すと聞くの一段階上に、
英語で電話をする
っていうのがあると思うんですよね。
ほんとすごく難しくて、、、
いきなりなんの話されるのかも予想できないし
聞き返しにくいし
そもそも名乗らないで電話してくる人多いし(院内電話なので)
大苦戦しています。。。
今日はいきなり、
謎の人「今から手術室Bにきて!明日のpremedの話をします」(コレしか聞き取れないのに、一方的に切られました)
そこへ行くと、、、
誰もいないんですね。
電話をかけなおします。
僕「来たんですけど、何すれば良いのでしょう?」
謎の人「明日の症例のことで話したかったの!もういいからpremed行って?」プツ
泣きそうになりました。
ピポと二人で途方に暮れて、別の先生(dr L)がいたので聞いてみると、、、
whatsapp見て見て、わかると思う、と。
まだ仕事中に携帯(whatsapp)みる習慣ついてないんですよね。。。
確かに毎日午後5時ぐらいになったら紙くずに何か書いた写真がグループWhatappに回っていました。
この紙に翌日の手術症例と担当者が載っていたんです。
なるほど・・・
僕「この症例が明日担当なのね?」
dr L「いや違うの、premedして欲しいだけ。」
僕「もしかして術前診察のこと?」
そういうことでした。premed=術前診察だったんです。
僕はてっきりpremed=pre medication(麻酔前投薬)のことだと思っていて、
なんで前投薬決めるのにわざわざ部屋にいかなきゃならんのよ。
とか若干ムカついてました笑
しかも電話の主はマシンガンの様に患者の情報言ってましたけど、全く聞き取れてなかったですね笑
そもそも、ファロー(子供の心臓の病気)って聞こえてたんですけど、ガチガチのおばあちゃんが患者さんでしたので、、、
一体何を聞いていたんでしょうね笑
術前診察も病棟がわからないので迷いに迷いました。
ナースステーションにいるスタッフは優しくて、僕がファーストケース(初めての患者)なんだ、北海道から来たんだ、というと
検査結果を出してくれたり、写真を出してくれたり教えてくれました。
北海道出身というのがここまで生きたことは今まで経験がありません!!
いざ緊張のIC(麻酔のお話)をする段階で、、、
まさかの患者さんが脳梗塞になってしまいました。。。
手術は中止です。
そんなこんなでヘトヘトになって帰ってきてしまいました。
精神的なストレスって凄いですね。
本当に身体が疲れてしまいます。
ヘトヘトになってつい弱音を吐いてしまいました。
僕「英語があまり上手くなくて皆に申し訳ないな。。。」
ピポさん「Wは英語が下手なわけじゃ無い。日本の発音と皆の英語の発音が違うだけだよ。全く気にすることなんてない」
、、、
ほんといいやつだな、君。
今日彼はフィリピンでおすすめの場所を教えてくれました。
フィリピンは今、噴火問題で大変ですよね・・・
フィリピンの島で一番美しいのは、セブ島ではなくてパラワン島だと。
Youtubeで地上の楽園エル ニード(El Nido)で検索してみてください。
このフェローシップが終わったら、二人の家族を連れて一緒にバカンスに行こう。
と、言ってくれました。
パラワン島、世界で一番美しい島と言われているんですね。(写真の真ん中の長ひょろい島)
地元民と一緒なら経験できることも違うでしょう。
この辛いフェローシップを乗り切れば天国がある。そう考えることにします。
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