日々のカルテ書きや患者さんの管理、基本的な手技をこなしていますが、
大概のことは「文化の違い」で許せます。
しかも、どんなにマレーシアの患者さんのために働くと思っても、結局「マレーシア人がマレーシア人のためにする」病院なことは間違いないので相当おかしいことをしない限りは憤慨することはありませんでした。
しかし・・・
今日CTスキャン(患者さんの状態を輪切りの画像で評価する機械です)に患者さんをフェローシップ二年目の麻酔科医(マレー人)と連れて行ったところ・・・
「全くラインやコードを綺麗にしない」
「抜けたら命にかかわるような点滴や管を粗末に扱う」
「薬の使い方が雑」
まあここまでは即僕が対処すれば何とかできるので放置していましたが・・・
「患者さんの手足に機械をボコスカ落とす」
「辛くて動いていること(自分の薬の使い方が下手)に対してチッと言いながら対応する」
これは流石に我慢できませんでした。
「Do it right.(ちゃんとやれよ)」
と言ってしまいました。軽く聞き流されましたけど。
もちろんこういう医者は日本にも居ます。
ダメなところは看護師も三人ついているのに笑って対応していることです。
こういう状況に慣れちゃってるんですよね、この人達。
少し安心したのは、PIPO(僕の同僚のフィリピンから来たフェローシップ)とこの後話した際・・・
僕「ああいう雑なことやってることどう思う?」
P「信じられない。医者として最も大切なことが欠けている」
このやり取りがありました。
フィリピンと日本には医療教育において、「根性論」的な似ているところがあるんですよね。話していて思います。
P「もう一人CTに今日連れて行かないとだめだけど・・・二人でこっそり連れて行かないか?」
結局二人目の患者さんは僕らとまともそうな看護師(以前少し話したことがある)一人で連れて行きました。
結果非常にスムーズに事が進みましたし、危険は一切なかったですね。
ほんとダメな人はダメです。
同期にまともな人がいてよかった・・・
そんなまともな彼はモンスターハンターアイスエイジを買って(インターネットが昨日開通して、ダウンロードして買ったらしい笑)ハマっているようです。
P「I used Long Sword... Why don't you play with me?(俺は大剣使ってるんだけど、一緒にやらない?)」
なんかいいやつなので一緒にやろうかな笑
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