医師の臨床留学をする際、certified true copyと言うものを用意しなければなりません。
これは一体何なのでしょう。
certified true copy(以下CTC)とは、日本で言うと「コピーした書類が『公なもの』であると【公証役場】に保証して貰った物」のことを指します。
具体的には、医師免許、大学の卒業証書、成績証明書、パスポートなどの原本は『公なもの』なのですが、送付するのはそのコピーであり、それは他国からみて『公なもの』ではありません。
そのコピーを『公なもの』である。と保証(公証)してもらわなければいけないわけです。
その作業は【公証役場】で有料で行ってもらう必要があります。
【公証役場】は予約が必要であり、気軽に行ける感じではありません。
さらに英語で要求されると思いますので、場合によっては自分で「これらの書類は日本の公証役場で公証されたものである」という英語の書類を作る必要があります。
札幌の担当の方(公証人)は、とても知的かつ優しい人で、ボランティアですべての書類を英語で作ってくれました。(Mさん、本当にありがとうございます。)
日本公証人連合会のページから引用すると、
公証人とは、「原則として判事や検事などを長く務めた法律実務の経験豊かな者で、公募に応じた者の中から、法務大臣が任命することになっている」ということですから、、、凄い人なんですね。
公証役場に行く際は、予約を必ずして、留学先からCTCが必要な書類の種類、印鑑、それなりの現金(僕は三点で六千円でした)、公証人に必要と言われた書類を忘れずに持って行ってください。
補足:
ちなみに医師免許とGood standing documents(犯罪歴等がないことの証明書、悪い人はいないと思いますが笑)は厚生労働省のページから英訳発行可能です。
しかし、この書類はただの紙切れです笑(ハンコがついているのでもちろん公のものであることは証明できるが)
数枚発行できるので、原本を留学先に送付したところ・・・
これカラーコピーしたものじゃないの?と疑われました・・・笑
結局事なきを得ましたが、説明が必要な可能性があります。
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