今日は朝に我々フェローシップを教育してくれる先生から、フェローシップの概要(一年で終了するように組まれている)の説明がありました。
ICU(集中治療室)、OT(手術室勤務、小児+大人)、人工心肺(技師さんとともに人工心肺を回す練習をする)、カテーテル麻酔(小児+大人)を数か月ごとにローテートして、一つ論文を提出することがフェローシップの課題なようです。
日本で珍しいと思うのは人工心肺を回す練習でしょうか。横目で見てることは多いですけど、これに専念して修行するというのはIJNの特徴な気がします。
2年目は何やっても良いそうです。
講義の最後に言われました、「日本とは違う文化があるから楽しんでください。イライラしてしまう人も多いのだけど笑」と。
確かに時間間隔がマレーシアは緩やかですね。
何やるにもあまり焦らないし、逆にそれが頼もしい時もありますが焦ってほしい時もあります笑
そんな中、本日見学者(Observer)として働いているはずの僕に仕事が降ってきました。
観察者なので医療行為は行ってはいけません。
CCU(心不全や心筋梗塞の患者さんがいる病棟)を回診していると・・・
循環器内科の先生「先生、ラインとってもらえませんか?泣」
僕「いいですよ(僕この国で医療行為するの許可されてないけどね笑 医師免許発行センターいい加減に仕事してよ・・・)」
先生「コンサルタント(上司)も参加してやったんですけど・・・取れなくて・・・」
聞くと、麻酔科のコンサルタントもしれっと来てしれっと失敗して帰ったようです笑
ここで僕がやらないと患者さんが足の付け根に太い点滴を取られてしまいます。結構苦痛です。バイキンもつきますし。
治療のためにも良くないので、患者さんのために医療違法行為を行うこととしました。
僕「じゃあ一回だけやりますね。」
取れました。正直「一発で決めます」って宣言してから患者さんを診察して冷や汗がでましたが・・・(肥満強すぎ、状態悪すぎ、血圧低すぎ)
看護士や循環器の医師が「AMAIZING」って言ってくれたので少しうれしかったです笑
もうただの観察者なのはやめてさっさと正規で働きたいんですけど!!
ほんとMMC(医師免許発行センター)とImmigration(VISA発行所)何してんの!!
もう三か月たつでしょうよ。何チェックすることあるんですか。
ちなみにMMC、全く電話通じません。
いつ電話かけても何曜日にかけても、メール打っても帰ってきませんしほんとに糞です。
こんな糞な機関日本だと絶対ないですよ。
どなたかマレーシアで権力をお持ちの方、圧力かけてくれませんか笑
よろしくお願いします笑
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